令和7年度第3学期終業式式辞
式辞。本日、令和7年度第3学期終業式を迎え、令和7年度を終えることとなりました。
皆さんにとって、本年度は、どのような1年だったでしょうか。私にとりましては、本校と皆さんの素晴らしさを感じた1年でした。今年初めて本校で勤務することとなりましたが、外から見ていた以上の素晴らしさでした。
まず、自律的な生活です。皆さんは、行事で集合した際に、瞬時に切り替えて集中できますし、また、チャイムの鳴る前に行動できます。こうしたことは、当たり前とは言われますが、自律的に習慣化することは難しいものです。
次に、自主性です。授業や行事、部活動等の様子を拝見するたびに、ひたむきに頑張れる力を感じました。本校の校訓に「自学」がありますが、学びにおける自主性は、本校の伝統的な美点であります。
次に、多才な活躍です。本年度、授業や行事、部活動といった、いわば正規の教育活動の中で多様な力が発揮されましたことに加え、校外でも、私たちの予想を超える活躍をし、表彰等された方も多くいらっしゃいました。驚きと感銘の1年でした。校訓にある「創造」が実践されていることを感じました。
次に、協働です。本年度の重点努力目標は、「Ever Shining 他者と共に輝ける人であれ」でしたが、探究的な活動や校外の年齢の異なる方々との交流事業等において、十分に協働の力が発揮されました。
最後に、絆です。運動会や卒業式、陽光祭等の場面で、同窓生も含めた先輩・後輩の縦のつながり、同期生同士の横のつながりの強さを感じました。本校の縦横の絆の強さは、私の知る限り、他校に比べて群を抜いていると思っています。こうした絆は、各人が、校訓にある「誠実」を実践することで育まれていると考えております。
さて、私は、第3学期始業式において、「この第3学期は、令和8年度0学期であると考えており、令和7年度の成果を収穫しつつ、令和8年度が実質的にスタートする、そのような学期となるよう」期待する旨をお伝えしましたが、そのような学期になりましたでしょうか。先ごろ5年生から1年生で成し遂げた陽光祭を振り返りますと、0学期の成果は十分あったと感じています。
では、この素晴らしい土台の上に、来年度は何を積み上げるべきでしょうか。実業家の松下幸之助氏は、「『どこかまだ足りないところがある』『まだまだ道があるはずだ』と、考え続ける人の日々は輝いている。」と述べています。自らの可能性を信じ、そのように輝くためには、どうすればよいでしょうか。私は、現在地ではなく、ずっと先の地平線を見つめることが大切であると考えています。皆さんは、本校を卒業後、どのような人物となり、社会とどのようにかかわっていくのでしょうか。そこが見えるようになれば、取り組むべきことは明らかになっていくものと考えます。新年度に向け、今一度、各人の目標を確認しつつ、心を整えていただきたいと思います。
結びに、令和8年度始業式で、新たな決意を抱いて登校する皆さんとお会いできることを期待しますとともに、新入生を温かく迎えていただくこと、休業中は、いのち、安全、健康を最優先にした生活をおくることをお願いして、式辞といたします。