校長室から

陽光祭 開会式あいさつ

2026年3月11日 08時10分

 陽光祭の開会に当たり、あいさつを申し上げます。
 いよいよ、陽光祭が始まります。これまで、全体の企画・運営に奔走していただいた生徒会役員をはじめとする関係の皆さん、様々な形で催し物に参加するための準備に奮闘した皆さん、皆さんの陽光祭に賭ける意気込みと熱意を讃えたいと思います。
 さて、私は、陽光祭は、他校にはない本校ならではの特色ある行事であると考えています。
その特色の一つ目は、開催の時期です。一般的な県立高校や市町立中学校では、いわゆる文化祭は、1学期か2学期に行われます。3月に行われることはありません。それは、高校入試があるからです。本校では、3月に実施することで、3年生にとっては、前期課程最高学年の最終盤に学校行事の集大成を体験することができるとともに、5年生にとっては、名実ともに最高学年として全校を牽引する、本校の伝統のバトンタッチの場面となっており、陽光祭の開催時期は、本校の強みであると考えています。
 特色の二つ目は、前後期合同で開催することです。前期生は高い壁に挑むことで背伸びをして成長し、後期生はそのアシストをすることで、リーダーとしての真の強さを学びます。これこそが、本校独自の教育の姿です。
 皆さんは、陽光祭を通して、先輩、後輩や仲間が持っている、今まで知らなかった才能や、意外な持ち味に出会うかもしれません。そうした出会いやおどろきも楽しみながら、一人ひとりが笑顔で輝く、そんな2日間にしていただけたらと思っています。また、明日お越しいただく保護者様・御家族の皆様へも、その輝きを届けてください。
結びに、陽光祭の盛会と、お越しいただく皆様の御満足を期待、確信し、開会のあいさつといたします。 

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 校長   中島 康史


 愛媛県立松山西中等教育学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校の前身は、昭和49年に創立された愛媛県立松山西高等学校です。前年の昭和48年に起きた世界的な石油危機の影響によって開校当初はプレハブ校舎しかなく、生徒たちは、荒れた運動場を教職員と一緒に整地するなどしながら、「新しい学校を自分たちで創る」という「開拓者精神」を発揮しました。そして、雨が降ると、トタン屋根のプレハブ校舎がけたたましく鳴り始めるので、これに負けてはならないと教員の声が校舎の外にまで響き渡り、当時は、生徒と教職員が同様に、不自由な思いよりも新たな学校建設への熱気に包まれた毎日であったといいます。
 その後、生徒と教職員が力を合わせて創り上げた松山西高等学校の歴史と伝統を受け継ぎつつ、平成15年に愛媛県立松山西中学校が併設され、平成18年に、中予地域の県立学校で唯一中高一貫教育を行う、現在の愛媛県立松山西中等教育学校となりました。先述の、創立時に育まれた開拓者精神と、高い理想を求めて生徒と教職員が共に汗を流す「師弟同行」の精神は、今も学校のモットーとして様々な教育活動の中に息づいています。
 本校は、1学年4学級で前期課程3年間と後期課程3年間の計6年間を一貫して学ぶ中等教育学校です。「誠実・自学・創造」の校訓のもと、豊かな心と知性を身に付け、高い志を持って、未来を拓く若者を育成する、という教育方針の中で、生徒たちは1年生から6年生までの幅広い年齢集団の中で自分の「学び」を深め、高め合いながら、たくましく成長しています。授業や学校行事、部活動などを通して自らの夢や希望をかなえようと努力している生徒たちの輝きと伸びゆく力を、これからも教職員全員で守り支え続けてまいります。
 
  令和7年4月