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令和7年度運動会 講評

2025年9月10日 15時07分

 講評に先立ちまして、御観覧の皆様方に御挨拶を申し上げます。本日は、生徒たちの輝かしい姿と大いなる成長を見届けていただき、誠にありがとうございました。生徒たちの自信、励みになったことと存じます。厚く御礼申し上げます。

 また、近隣にお住いの皆様方におかれましては、2日間にわたり、御理解・御協力を賜りましたこと、この場をお借りし、衷心から御礼申し上げます。

 さて、講評でございます。

まずは、生徒の皆さんの2日間にわたる頑張りを讃え、労をねぎらいたいと思います。皆さんの若さや情熱、創造力、そして、千人近い全校生徒が一体となった迫力に圧倒され、感動をいただいた2日間でした。

今ほどは、成績発表と表彰を行いました。それぞれの部門で優勝を果たしたグループの皆さん、おめでとうございます。優勝に至らなかったグループの皆さん、甲乙つけがたい健闘を讃えたいと思います。今、皆さんの間では、うれしい気持ち、悔しい気持ちが交錯しているものと拝察しますが、全てのグループで、それぞれの力を精一杯出し切ったという達成感や充実感があり、また、学年を超えた絆の深まりを実感できたことと思います。運動会の成果を、今後のグループ活動や学校生活に生かしていただければと思います。

結びになりますが、この運動会をお支えいただいた全ての皆様に感謝申し上げますとともに、生徒の皆さんには、後片付けや下校においても、安全・健康に十分注意していただくことをお願いして、講評といたします。ありがとうございました。

お知らせ

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 校長   中島 康史


 愛媛県立松山西中等教育学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校の前身は、昭和49年に創立された愛媛県立松山西高等学校です。前年の昭和48年に起きた世界的な石油危機の影響によって開校当初はプレハブ校舎しかなく、生徒たちは、荒れた運動場を教職員と一緒に整地するなどしながら、「新しい学校を自分たちで創る」という「開拓者精神」を発揮しました。そして、雨が降ると、トタン屋根のプレハブ校舎がけたたましく鳴り始めるので、これに負けてはならないと教員の声が校舎の外にまで響き渡り、当時は、生徒と教職員が同様に、不自由な思いよりも新たな学校建設への熱気に包まれた毎日であったといいます。
 その後、生徒と教職員が力を合わせて創り上げた松山西高等学校の歴史と伝統を受け継ぎつつ、平成15年に愛媛県立松山西中学校が併設され、平成18年に、中予地域の県立学校で唯一中高一貫教育を行う、現在の愛媛県立松山西中等教育学校となりました。先述の、創立時に育まれた開拓者精神と、高い理想を求めて生徒と教職員が共に汗を流す「師弟同行」の精神は、今も学校のモットーとして様々な教育活動の中に息づいています。
 本校は、1学年4学級で前期課程3年間と後期課程3年間の計6年間を一貫して学ぶ中等教育学校です。「誠実・自学・創造」の校訓のもと、豊かな心と知性を身に付け、高い志を持って、未来を拓く若者を育成する、という教育方針の中で、生徒たちは1年生から6年生までの幅広い年齢集団の中で自分の「学び」を深め、高め合いながら、たくましく成長しています。授業や学校行事、部活動などを通して自らの夢や希望をかなえようと努力している生徒たちの輝きと伸びゆく力を、これからも教職員全員で守り支え続けてまいります。
 
  令和7年4月