7月15日(木)の給食
2021年7月15日 12時29分黒糖パン 牛乳 ししゃもフライ コーンサラダ ビーフン汁 パイナップル
今日の給食には、台湾から提供されたパイナップルが出ました。台湾産の果物というと、
マンゴーやライチなどを思い浮かべるかもしれませんが、パイナップルも台湾産三大果物の一つと言われ、
台湾を代表する果物です。台湾では、パイナップルは、一年中生産されていますが、3月半ばから7月までが、
特においしい季節と言われています。台湾産パイナップルは完熟されてから収穫するため、酸味が少なく
甘みがあり、おいしく食べることができます。パイナップルを提供してくださった台湾の皆さんに感謝して、
いただきましょう。
また、今日の給食のパンは、黒糖パンでした。黒糖パンに使用している黒糖は、さとうきび(かんしょ)から
採取した糖液を、直接加熱したものです。日本での砂糖の歴史をたどると、奈良時代にまでさかのぼります。
日本に砂糖が伝来したのは、754年に鑑真が唐から、さとうきびから作ったかんしょ糖を伝えたことに
はじまると言われています。
その後、国内でさとうきびを栽培し、砂糖の生産が始まったのは、江戸時代だと言われています。
国内でさとうきびの栽培と、砂糖の生産ができるようになるまで、砂糖は薬として用いられ貴重な品でした。
今日の給食では、沖縄県産の黒糖を使って、黒糖パンを作りました。黒糖の風味や香りを感じながら、
いただきましょう。