連絡・新着お知らせ

日々更新松山西の出来事」と「給食」は日々更新しております。

・5月12日:「魅Can部」のページにて、ダンス部の活動を更新しました。<YouTube Short公開>

・5月12日:部活動の5月予定表を掲載しました。

・5月8日:保健だより、5月号を掲載しました。

・5月2日:【4~6年】日本教育公務員弘済会 愛媛支部より奨学金の案内が来ております。

・5月1日:行事予定(5月)を更新しました。

・4月21日:【4~6年】あしなが育英会より奨学金の案内が来ております。

・4月18日:1人1台端末関係のページに「学習用端末等の無償貸与に係る誓約書 兼 クラウドサービスでの個人情報利用同意書」を掲載しました。

・4月9日:公益信託人志奨学基金より奨学金の案内が来ております。

・4月7日:保健だより、4月号を掲載しました。

・4月7日:自家用車による送迎についてを更新しました。

・4月2日:スクールポリシーを更新しました。(マニフェストは後日更新します)

・3月28日:【1~6年】似鳥国際奨学財団より奨学金の案内が来ております。

・3月14日:[人権教育・相談課より]今年度のえひめ愛顔の子ども新聞を掲載しました。

・3月11日:【2~6年】伊予銀行より「公益信託山内順子奨学基金」の案内が来ております。

・9月20日:全国学力・学習状況調査令和6年度結果を掲載しました。

松山西の出来事

eラーニング「第7回 東京大学による高校生のための金曜特別講座」

2018年12月9日 15時06分

「高校生のための金曜特別講座」第7回は、東京大学大学院数理科学研究科・米田  剛准教授による講義でした。

 高校で習う積分はリーマン積分といわれるもので、基本的には連続関数に対して定義される積分です。おおざっぱにいうと、連続関数を短冊(長方形・直方体など)で近似し、それぞれの短冊の面積(体積)の和を取ることでそれを積分値とみなす、というアイデアです。このアイデアでは「各短冊の面積が定まっている」ということと、「各短冊の面積の和の極限をとる(数列の無限和とみなす)」という二点が大前提となっており、よくよく考えると、この二点は、関数の連続性とはあまり関係がありません。「この二点さえ抑えておけば、より一般的な積分論を構築できるのではないか?」と思い至ることは自然だと思います。ここがルベーグ積分論の起点となるわけです。

   しかし、ルベーグ積分は現代数学の根幹を成すにも関わらず、初学者にとっては、なかなか理解しにくいというのが現状です。ルベーグ積分は、前述の二点を前提としながら、テトリスゲームのようにブロック(長方形・直方体など)を積み上げていくイメージです。しかし、その積み上げ方にある程度の制約を加えないと、「無限」にまつわる或る厄介な現象が起きてしまい、積分が定義できなくなります。そういった「厄介な現象を巧妙に避ける」というルベーグ積分の核心ポイントについて講義がなされました。

参加生徒感想

・最初に「長さ」の概念を考えたときに、単に「長さ」というだけでも深い考え方や定義があり驚きました。今日の講座はとても難しかったですがルべーグ積分がこれからの数学にとって、とても重要であることがわかりました。(5年男子)

・内容は難しかったですが、高校1年生の教科書でも見られるような導き方を用いていたことから、レベルが上がっても基本は同じなんだと思いました。(4年女子)