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第3学期始業式式辞

2026年1月8日 09時11分

 本日、第3学期始業式に当たり、こうして皆さんと一堂に会せることを、大変ありがたく感じています。冬季休業中に、令和8年を迎えました。私は、第2学期終業式式辞において、「新鮮な気持ちで3学期を迎えられる、そのような年越しをすること」「自律的な生活をすること」を期待、お願いしました。どのような生活をおくられたでしょうか。各人で、振り返っていただければと思います。
 さて、第3学期が始まります。これまでもお話ししましたように、私は、この第3学期は、令和8年度0学期であると考えています。令和7年度の成果を収穫しつつ、令和8年度が実質的にスタートする、そのような学期にできればと考えています。
 明日は、令和8年度入学者選考が実施される日となっております。本年度も、多くの方々に志願をしていただき、大変ありがたく感じています。学校といたしましても、様々な広報活動や魅力を発信する活動を進めてまいりました。その過程で、本校の魅力はいろいろありますが、何といっても、これまでの先輩方、そして、在校生の皆さんの「光輝く姿」が最大の魅力となっているとの感を強くいたしました。どうか、自信をもって、引き続き、様々な活動に邁進していただければと思います。
 ここで、学年ごとにお願いをしたいと思います。
6年生の皆さん、本校での生活も残り少なくなりました。1日1日を大切にしていただくとともに、進路実現に向けて悔いの無い日々を過ごしていただきたいと思います。
5年生の皆さんは、6年生の姿から多くのことを学びつつ、最高学年としてのスタートを切ってください。
 4年生の皆さんは、文系・理系に分かれての学習に向け、今一度、進路についての目標を明確にしてください。また、後期課程の中堅学年として、様々な活動において新6年生を支えてください。
 3年生の皆さんは、義務教育の修了を迎えることの意味・意義を踏まえつつ、学習や様々な活動において、中高一貫教育校ならではの、一足早い高校生活のスタートを切ってください。
 2年生の皆さんは、3年生において、その先の4年生からのコース選択があることから、本校卒業後も見据えた進路研究を進め、それを学習に向かう力にしてください。また、前期課程の最高学年としてのスタートを切ってください。
1年生の皆さんは、4月には、後輩ができます。これまで上級生の皆さんからいただいたご指導・ご助言を振り返りつつ、頼られる先輩になるための準備をお願いします。
これらのお願いとご自分の目標に沿って、第3学期を充実したものにしていただきたいと思います。
ところで、第3学期は、様々な場面で、学年の間での引き継ぎが行われる時期でもあります。柔道の創始者であり、偉大な教育者であった、嘉納治五郎先生は、「伝統とは、形を継承することを言わず、その魂を、その精神を継承することを言う。」という言葉を残しています。武道のたしなみもない私の浅い理解ではありますが、形を大切にすると思っていた武道家の言葉だけに、深みを感じています。今後、下級生は、学習や部活動、生徒会活動、様々な活動の場面で、上級生から様々な引き継ぎをすることとなります。その際、本校に受け継がれてきた、魂、精神、つまり、歴代の先輩方・先生方の思いを受け継いでいただきたいと考えています。
 結びになりますが、この第3学期が、きたる令和8年度第1学期と、卒業を迎える6年生の皆さんの飛躍につながる学期であることを期待、祈念し、式辞といたします。

お知らせ

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 校長   中島 康史


 愛媛県立松山西中等教育学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
 本校の前身は、昭和49年に創立された愛媛県立松山西高等学校です。前年の昭和48年に起きた世界的な石油危機の影響によって開校当初はプレハブ校舎しかなく、生徒たちは、荒れた運動場を教職員と一緒に整地するなどしながら、「新しい学校を自分たちで創る」という「開拓者精神」を発揮しました。そして、雨が降ると、トタン屋根のプレハブ校舎がけたたましく鳴り始めるので、これに負けてはならないと教員の声が校舎の外にまで響き渡り、当時は、生徒と教職員が同様に、不自由な思いよりも新たな学校建設への熱気に包まれた毎日であったといいます。
 その後、生徒と教職員が力を合わせて創り上げた松山西高等学校の歴史と伝統を受け継ぎつつ、平成15年に愛媛県立松山西中学校が併設され、平成18年に、中予地域の県立学校で唯一中高一貫教育を行う、現在の愛媛県立松山西中等教育学校となりました。先述の、創立時に育まれた開拓者精神と、高い理想を求めて生徒と教職員が共に汗を流す「師弟同行」の精神は、今も学校のモットーとして様々な教育活動の中に息づいています。
 本校は、1学年4学級で前期課程3年間と後期課程3年間の計6年間を一貫して学ぶ中等教育学校です。「誠実・自学・創造」の校訓のもと、豊かな心と知性を身に付け、高い志を持って、未来を拓く若者を育成する、という教育方針の中で、生徒たちは1年生から6年生までの幅広い年齢集団の中で自分の「学び」を深め、高め合いながら、たくましく成長しています。授業や学校行事、部活動などを通して自らの夢や希望をかなえようと努力している生徒たちの輝きと伸びゆく力を、これからも教職員全員で守り支え続けてまいります。
 
  令和7年4月