令和6年度運動会あいさつ
2024年9月11日 14時19分 9月10日(火)と11日(水)の二日間、それぞれ午前中のみの実施として、令和6年度運動会を開催しました。開会式と閉会式で、それぞれ次のような挨拶と講評をいたしました。
【開会式 あいさつ】
おはようございます。ご来賓の皆様や保護者の皆様には、令和6年度運動会をご参観くださり、まことにありがとうございます。また、地域の皆様には、これまで生徒たちの練習の声が響き渡る中、ご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。
今年は、かつてない程の「危険な暑さ」ですが、生徒のひたむきな努力と教職員の細やかな支援によって今日の日を迎えることができました。熱中症予防のためのいろいろな対策を行い、特に、午前中のみの2日開催に変更することを決めた際には、生徒全員にとって楽しくすばらしい運動会にしたいという願いを込めました。
そして、生徒の皆さんは我々のその思いに十分応えてくれました。競技や演技の練習のときの熱心な取り組みの姿勢や、応援練習のときの大きな声にみなぎる団結心、さまざまな準備においての積極的な態度など、常に周りの人を思いやりながら行動をしていました。
さあ今日と明日、その成果を存分に発揮してください。テーマのとおりに、生徒の皆さん一人一人が運動会をとおして、自分自身の「最高の輝きを目指す」ことを期待し、ご観覧の皆様にご声援をお願いして開会のあいさつといたします。
【閉会式 講評】
皆さんの競技や演技はどれもすばらしいものでした。また、どのグループも力を尽くしている様子を見て、胸が一杯になりました。
その中で、総合優勝に輝いた暁雲グループの皆さん、おめでとうございます。様々な困難を乗り越えた上での勝利ですから感慨無量でしょう。大きな喜びをグループのみんなで分かちあってください。
そして、去年と同様の大切な話をします。栄冠を手にできなかった三つのグループの皆さん、特に、6年生は悔しくて悲しい思いで一杯でしょう。ただ、皆さんもまた、優勝した人たちに負けないくらい、とても大事なことを経験したのです。なぜなら、あることを成し遂げようとして、それを強く願い、一生懸命に努力を重ねたものの実現しなかったとき、それは、人間にとって最も尊い瞬間の一つだからです。どうか、そのことを忘れないでください。
昨日と今日、全てのグループの皆さんの輝きに照らされて私の気持ちや心は明るくなりました。ありがとうございました。これからも、自分らしい最高の輝きを目指してください。
おわりに、運動会の企画・準備や運営に協力してくれた生徒会や各部の皆さんのおかげで、楽しくすばらしい運動会となりました。ありがとうございました。そして、ご観覧の皆様には、最後まで温かいご声援をいただき、心からお礼申し上げます。また、地域の皆様には生徒たちの活動にご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。この運動会を創り上げた、全ての生徒と教職員に改めてお礼を述べ、閉会のあいさつといたします。ありがとうございました。