第1回避難訓練の講評
2024年4月25日 20時05分 4月25日(木)の6時限目に令和6年度第1回避難訓練を実施し、火災を想定した訓練と避難に関する学習を行いました。そして、生徒に次のような内容の話をいたしました。
皆さん、去年のこの訓練で私が話したことを、今日、実行しましたか。大事なことなので、繰り返し伝えます。避難訓練において大切なことは、すべきことや、してはならないことを確認しながら行動するということです。
火災避難の場合にすべきこと。○安全第一で、静かに落ち着いて早く逃げる。○その際に、もし可能であれば初期消火に努める。○逃げるときには、姿勢を低くし、マスクやハンカチで口や鼻を覆う。○できるだけ、下の階や建物の外に逃げる。一方で、してはならないこと。○逃げる時には、持ちものにこだわらず、急ぐ余り前の人を押したりしない。○一度逃げ出したら、絶対に戻らない。それらを、自分に言い聞かせながら訓練をすることが、とても大事です。
火災避難のときにすべきことや、してはならないことを、今日のうちに再確認してください。その意識と準備が、自分の命や周りの人の命を救うことにつながります。
4月17日の午後11時過ぎに、豊後水道を震源とするマグニチュード6.6の地震が発生し、愛南町で震度6弱、宇和島市で震度5強の揺れをそれぞれ観測しました。地震災害では、建物の損壊や家具等の転倒などによる被害だけでなく、地震による火災被害も大きくなる場合があります。私たち全員で今日の訓練を、防災の観点から普段の生活を見直し、火災を防ぎ、災害への備えを充実させるきっかけにしましょう。