東大eラーニングに参加して(生徒感想)

2019年6月8日 14時52分

6月7日に行われた東大eラーニング参加者の感想を紹介します。今回の講師の先生は、東京大学教養学部進学情報センターの永井久美子先生でしたので、古典と美術に関する講義内容とともに、様々な学究活動について知り、これからの進路や学びの姿勢についても考えることができました。

○今回の講義に参加して、美術と文学の繋がり、絵巻物と当時の政治背景に関連性があることに興味を持ちました。紫式部への人々の評価が時代によって変化していることも面白いと思いました。平安時代と現代の感覚の類似点にも触れることができ、古典の世界をより身近に感じることができました。(6年女子)

○紫式部に関する事実をたくさん知ることができました。源氏物語をこれからも教科書にたくさん載せて、学んでいくべきだと私も思います。式部の素晴らしい作品を知ることで、私たちの人生が豊かになると考えるからです。式部の顔の話や歴史書どおりに伝えていくのかという議論も面白かったです。(4年女子)

○小説などで登場人物をイメージするのが好きなので、古文もイメージで人物像を考えることがありましたが、資料に基づいて人物像を考えたり、それらの手ががりが持つ意味や古文書の保管場所の持つ意味などを考えたりするなど、本文を読むだけでは得られない知識から考えるのは、面白いと思いました。追究する面白さや資料比較から分かる意図や考えに触れる新鮮な発見がありました。(4年男子)