第1回 eラーニングが行われました
2018年4月29日 14時40分「高校生のための金曜特別講座」第1回は、東京大学教養学部教養学科教授・西崎文子先生による講義でした。
「歴史の中のアメリカ外交―『トランプ外交』の意味を考える」というテーマで、17:30~約1時間余り講義が行われ、本校の技術室でインターネット回線をつないで、その講義を受講しました。参加者は4年生8名、5年生2名、6年生3名の計13名。「例外主義」という切り口で、過去から現在に至るアメリカ外交を分析される講義内容は、タイムリーな時事問題とも絡んでいて、生徒たちにとって興味深かったようです。講義後は、チャットやマイクを使って質問する等、熱心に学びを深めていました。1学期は6月8日、7月13日にも実施予定です。自分の視野を広げ、深く学ぶことの面白さを味わう機会をぜひ生かしてください。
参加生徒感想
・理解することが難しい部分もありましたが、教授の論の展開の仕方や例のピックアップの仕方から学ぶことが多かった。過去の積み上げにより「今」が構築されているのだと実感しました。eラーニングは初めて参加しましたが、自分の興味を多方向に広げ、新たなことを知る良い機会になると強く感じました。参加していた全国の高校生の質問に、レベルの高さを感じ、社会についてもっと知るべきだ、もっと知りたいと強く思いました。(4年女子)
・毎日ニュースで見るトランプ大統領の外交政策の意味や理由について、深く考えることができました。根拠となる「例外主義」の落とし穴を考えることで、国の外交のあり方についても考えるようになりました。アメリカの歴史の中で生まれたトランプ大統領の外交政策が、どのような結果を生み出すのか、これから注視していきたいです。(4年男子)
・今までに知っていたトランプ大統領によるアメリカ外交とは違う視点の講義だったので、とても興味深かった。トランプ氏だけでなく、オバマ前大統領との比較や過去の歴史についても詳細に教えていただけて、嬉しかった。また全国の高校生が外交、国際問題について詳しく、熱心な質問にも驚いた。(6年女子)