第2回eラーニングが行われました。
2019年10月4日 19時03分「高校生のための金曜特別講座」第 2 回は、東京大学准教授キハラハント愛准教授による講義でした。 「紛争後の平和の鍵を握る治安部門」というテーマで、17:30から約1時間余り講義が行われ、本校の技術室でインターネット回線をつないで、その講義を受講しました。参加者は4年生8名、5 年生3名の計11 名。
持続する平和を「構築」するためにどのような社会を作っていく必要があるか。また、平和を構築するために誰がどのように動いているのか、様々な国の例を含めつつ学ぶことができました。
次回は10月18日に実施予定です。タイトルは「DNAレコーディング生物学」です。自分の視 野を広げ、深く学ぶことの面白さを味わう機会をぜひ生かしてください。
参加生徒感想
◯本講義における実務経験の話を聞き、「警察」という自分にとって普遍的な組織が、他国でも「信頼のおける組織」として成立しているわけではないと学んだ。また、「法律」や「ガイドライン」などの施策に対して受動的な態度でいると、それが本当に役立っているのかの吟味がし難いという視点は、普段の生活にも通じるものがあると感じた。(5年女子)
◯将来私は国際関係の仕事に携わりたいと思っているので、とても興味深かったです。実際に経験した方から話が聞ける機会はほとんどないので今回の経験はとても印象的でした。(4年男子)
◯東ティモールの紛争の例によって、治安部門の重要性がよくわかりました。独立した国を位置から建国して行く過程が具体的で細かく、やらなければならないことの一つ一つに治安部門が深く関係していることに改めて気づきました。その国の中だけでも大変なのに、世界で平和を作り上げなければならないので、これからも研究が続いて一歩でも世界平和に近い社会ができたらいいと思います。(4年女子)