5年生 「総合的な探究の時間」代表者発表会 その2

2024年2月6日 13時58分

2月5日(月)7限、5年生は「総合的な探究の時間」において、先週に引き続き、各講座代表者による研究発表会が行われました。

今回は、発表者を入れ替えての発表会です。聴衆こそ違いますが2回目の発表ということもあり、発表者の皆さんには、一種の余裕が感じられました。聴衆の皆さんは、前回と同じくメモを取りながらしっかり聞くことができていました。

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「課題研究」では、文献などを調べるだけではなく、フィールドワークをしたり、調査や実験をしたりすることが大切です。発表者の皆さんも、役所に出向いてインタビューをしたり、現地に行って参加や体験をしたり、アンケート調査をしたり、実物や模型を使って何度も実験を繰り返したり……。仮説を検証し、課題を解決するための様々な工夫がなされていて、説得力がありました。

また、「発表会」では、聴衆に分かりやすく伝えるための工夫も重要です。資料の提示や声の調子、間の取り方など、時間に追われながらでしたが、どの発表者も聴衆を惹きつける発表ができていたと思います。

7時間目だったので、終わりの会後に図書館にやって来た1年生が、準備室から5年生の発表を聞いていました。

「どうだった?」と感想を聞いたところ、

「さすが5年生! すごいですね! みんながしっかりと発表を聞いているのは当たり前なのですが、発表を聞いて笑うところは笑い、納得したところはうなずくなど、発表者の言葉にきちんと反応しながら聞いていました。発表の内容もすごかったけれど、皆さんの聴く姿勢にも驚きました! 本当にすごいです!!」

と目を輝かせながら答えてくれました。

まもなく最高学年になる5年生の皆さんが下級生のお手本になっているのを実感して、とても嬉しい気持ちになりました。

入試本番に向けて全力で頑張っている6年生の姿に学びながら、「次は自分たちの番だ!」という自覚を持ってこの3学期を過ごしてほしいと思っています。