英検合否結果
2020年3月5日 13時24分二次試験A日程の合否結果が英検ウェブサイトで確認できます。受験をしたみなさんには、二次試験合否結果及び合格証書を次に登校できる日に渡します。第3回英検の本校生の級別合格率は5級100%、4級93%、3級83%、準2級58%、2級50%でした。二次試験の合格率は95%でした。本会場受験で5年生2名が準1級に合格しました。
みなさんは、英検3級、準2級、2級に一年間で合格することは可能だと思いますか。それぞれの級の難易度は確実に上がり、一年に1つ合格するのも大変です。しかし、2年生の生徒1名が、3つの級、しかも2級まで合格しました。その偉業をほめたいと思います。また、同じ級に3年連続で挑戦した人もいました。何とか合格したいと継続して努力する姿もまたすばらしいと思います。
英検に合格することは、最終ゴールではありません。「何のために英語を勉強するのか。」「英語を使って何ができるのか。」という問いに対する答えを教えてくれた5年生がいました。英検準1級や2級を取得した後期生徒会のメンバーはこつこつ準備をして、陽光祭のパンフレット完全英語版カラー8ページを完成させ、ALTの先生にプレゼントしました。ALTの先生との絆や本校生徒の思いやりの深さに胸が打たれる出来事でした。
中等教育学校の6年間という長い学びのなかで、英検に挑戦していくことは、大きな成長の機会になります。自宅で過ごす時間が増えたみなさんは、何か普段できない勉強をしたいと思っているかもしれません。英語力は、「楽しくなったとき」「勉強したくなったとき」に一番伸びます。定番の勉強法を2つ紹介します。一つは「英検過去6回全問題集」などの問題集を一冊選び、過去問を解くこと。リスニングアプリも対応しています。最新版2020年度版が最近発行されました。もう一つは「NHKラジオ講座」を聞くこと。テキストも手元にあるほうが勉強の効果は高いです。前期生はそれぞれの学年に合わせて「基礎英語1~3」、後期生は「ラジオ英会話」などがおすすめです。いつでもどこでも聞ける時代ですが、放送時間に合わせて聞くことで、時間の固定化を図り、規則正しい生活を送ることができます。大学入学共通テストにおいても、リスニングの配点がリーディング(筆記)の配点と等しくなり、リスニングが重視される傾向にあります。3月に自分が聞く講座を試聴し、4月から本格スタート、一年間聞けば、リスニング力は間違いなく伸びるはずです。