eラーニング「高校生と大学生のための金曜特別講座」について
2020年4月24日 09時14分後期生の皆さんへ
進路課からの連絡です。今年度のeラーニングは、感染症拡大懸念の情勢下から、例年の教室での一斉受講から、個々人が家庭等で受講する方式に変更となりました。
Zoomウェビナー(ビデオ会議アプリ)による受講(定員1000名先着)ですが、定員超過やZoomが使えない場合の受講方法も用意されています。Zoomウェビナーについては、事前に接続テストをしておく必要があります。
接続テストの日程 5/1(金)17:00~ 5/8(金) 16:30~
今年度eラーニングの受講を希望する人は、詳細についてロイロノートで連絡を行いますので、『eラーニング「高校生と大学生のための金曜特別講座」』参加コード〔11361〕に参加してください。
第1回の講座の概要も記載します。他の講座日程は下記のURLで確認してください。
http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/lecture_time/2020s.html
5月8日(金) 17時30分から
ウイルス感染のメカニズムと薬の開発法
講師:新井 宗仁(東京大学 教養学部 統合自然科学科・教授)
講義概要: 2019年、中国の武漢で新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生が確認された。これはSARSコロナウイルス-2(SARS-CoV-2)がヒトの細胞に感染して引き起こす急性呼吸器疾患である。世界的な大流行(パンデミック)によって感染者は200万人以上、死者は13万人以上にのぼり、現在日本では全国に緊急事態宣言が出されている。このような事態を収束させ、これまでの日常生活を取り戻すためには、ワクチンや治療薬の開発が急務である。ではウイルスの感染や増殖を阻止するような薬は、どのようにして開発されているのだろうか。これを理解するために、この講義ではまず、ウイルスがどのようなメカニズムでヒトの細胞に感染し、増殖するのかを解説する。次に、その仕組みに基づいて、さまざまな抗ウイルス薬がどのように設計・開発されるのかについて概観する。